お知らせ
News

2023.6.6
終了

きらめきの荘厳Ⅱ 浄土の荘厳と金工

-鳳凰堂建立970年記念-

 本年、平等院鳳凰堂建立970年を記念し、平等院ミュージアム鳳翔館では「きらめきの荘厳」と題して1年を通して展示します。

 第Ⅱ期では「浄土の荘厳と金工」と題して、鳳凰堂の金具、平等院ゆかりの金工品など、金工(金属工芸)に焦点をあてて展示します。

 まず、鳳凰堂に装着された平安時代の金具です。鉄製金具は鳳凰堂内でも荷重を支える金具として用いられますが、鳳凰堂ではそれらに装飾がみられます。「鴨居受金具」(かもいうけかなぐ)は象嵌で宝相華文様を表します。さらに、近年の科学分析により鉄に金メッキをほどこす鉄鍍金(てつときん)が確認された「先花形折金具」(さきはながたおれかなぐ)の再現金具を展示します。鉄鍍金の技術はこれまで類例が知られず、今回、科学分析の成果を受けて再現金具を製作しました。平安時代のロストテクノロジー(今は失われて伝わらない技術)の再現を目指しました。

 また、鳳凰堂の翼廊の屋根を飾る「露盤宝珠」(ろばんほうじゅ)を展示します。「無量寿経曼荼羅」(むりょうじゅきょうまんだら)は阿弥陀如来の浄土を描き、宮殿の随所に宝珠をあらわします。平等院ゆかりの金工では、平等院名号釜(びょうどういんみょうごうがま)を展示します。「平等院」の銘(めい)をあらわす著名な茶釜ですが、「寿徳敬白」(じゅとくけいびゃく)の銘に着目し、戦国武将による平等院奉納の可能性について紹介します。

 


会 期:2023年6月6日(火)~2023年9月3日(日) ※会期中無休

時 間:9:00~17:00(鳳翔館)

料 金:平等院拝観料が必要 大人600円、中高生400円、小学生300円

主 催:宗教法人 平等院

場 所:平等院ミュージアム鳳翔館(京都府宇治市宇治蓮華116)


鴨居受金具 平等院浄土院蔵

鴨居受金具1.jpg


先花形折金具(再現金具) 平等院蔵

再現金具(箔鍍金)1.jpg


露盤宝珠(部分)

露盤宝珠.jpg


無量寿経曼荼羅 平等院浄土院蔵

無量寿経曼荼羅1.jpg


平等院名号釜 平等院浄土院蔵

平等院名号釜1.jpg

この記事をシェアする

過去の特別展